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600年以上の歴史を持つ「西安鐘楼」、修復工事終え一般公開 陝西省

【8月28日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi’an)で600年以上の歴史を持つ鐘楼が26日、修復工事を終え一般公開された。

 

 同市の中心部に位置する西安鐘楼の創建は明の洪武17(1384)年。鐘鼓楼博物館の王磊(Wang Lei)館長によると、日差しや風、雨、ホコリなどの影響を長期間受けたことにより、屋根の雨漏りなどが生じていた。

 

鐘楼の修復工事は、新中国成立以降で6回目となる。王氏によると、今回最も難易度が高かったのは、屋根の頂上部にある飾り「宝頂」の修復だったという。宝頂の高さは1・86メートル、最大幅は1・35メートルあり、須弥座を加えた全高は4・53メートルになる。表面の張り替えには金箔3800枚余りを用いた。金箔を張り替えると外観が美しくなるだけでなく、雨や腐朽を防ぐ効果もあるという。ほかにも、ひび割れや釉薬の剝落が生じた瑠璃瓦や老朽化の進んだ角垂木の交換も実施された。(c)Xinhua News/AFPBB News