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西安の古城壁、四つの城門に門名標識が復活 陝西省

城門名の標識が復活した西安城壁の文昌門。(資料写真、西安新華社配信)
 【新華社西安9月23日】中国陝西省西安市西安城壁管理委員会は20日西安城壁の勿幕門など四つの城門に、城門名を書いた標識を復活させたと発表した。

城門名の標識が復活した西安城壁の勿幕門。(資料写真、西安新華社配信)
 西安城壁は隋唐時代に建設され、明代に拡張された。全長は13.74キロで、中国でかつて都市を囲っていた城壁のうち、現存するものとしては最も古く、最も原型を保っている。城壁には現在、18の城門があるが、隋唐時代に名付けられた含光門と朱雀門以外は、城門が開通した各時代の文化や世相が反映されている。

勿幕門の城門標識。(資料写真、西安新華社配信)
 1939年に開通した勿幕門は、辛亥革命(1911年)の際に陝西省で革命に殉じた井勿幕(せい・ぶつばく)の名を冠している。また、1953年開通の和平門は、大雁塔と同軸線上にあることから世界平和を願う気持ちを込めて名付けられた。18の城門のうち、勿幕門と文昌門、和平門、建国門については、さまざまな事情により標識付けられていない状態だった。

和平門の城門標識。(資料写真、西安新華社配信)
 同委員会は城門標識を復活させるにあたり、各種ルートから情報を集め、歴史的景観の維持を原則に専門機関へ新規に設計を依頼。社会に広く制作資金を募り、9月初旬に完成させた。(記者/楊一苗)

永寧門から見た護城河(堀)。(資料写真、西安新華社配信)

城門名の標識が復活した西安城壁の建国門。(資料写真、西安新華社配信)