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美しき仏塔 広勝寺の飛虹塔 山西省洪洞県

22日、広勝寺飛虹塔の瑠璃装飾。(臨汾=新華社記者/馬毅敏)
 【新華社臨汾9月26日】中国山西省臨汾市洪洞県の中心市街地の北17キロに、全国重点文物保護単位(国宝・重要文化財に相当)に指定される広勝寺がある。境内の飛虹塔は八角十三層構造で、高さは47.31メートル。外壁に瑠璃釉で焼成された建材が使われていることから「瑠璃塔」とも呼ばれ、青磚(せいせん、青みのある灰色れんが)造りの塔身の外壁に黄、緑、青、紫、白5色の瑠璃部材がはめ込まれている。

22日、広勝寺の飛虹塔。(臨汾=新華社配信/穆秦嶺)
 飛虹塔は、元の大徳7(1303)年に臨汾盆地で起きた大地震で倒壊、明の正徳10(1515)年から嘉靖6(1527)年の12年の歳月をかけ再建された。塔は下から上に向け細くなる円錐形状で、各層に軒があり、黄、緑、青の瑠璃部材で装飾されている。中でも1層目から3層目の装飾が見事で、斗栱(ときょう、ますぐみ)や倚柱(いちゅう、添柱)、仏像、金剛像、花卉(かき)、鳥獣などが施されている。近代以前に建てられた瑠璃塔の中で最も保存状態が良く、広勝寺の傑作建築とされている。

22日、広勝寺飛虹塔の瑠璃装飾。(臨汾=新華社記者/馬毅敏)

22日、広勝寺飛虹塔の瑠璃装飾。(臨汾=新華社記者/馬毅敏)

22日、広勝寺飛虹塔の瑠璃装飾。(臨汾=新華社記者/馬毅敏)