これまで、中国の京滬(北京-上海)、京広(北京-広州)、滬深(上海-深セン)、滬漢蓉(上海-武漢-成都)、大西(大同-西安)、鄭西(鄭州-西安)、瀋大(瀋陽-大連)といった高速鉄道が開通した。 すでに完工し、今年本格的に開通する鉄道は、貴広(貴陽-広州)、蘭新(蘭州-ウルムチ)、桂広(広州-南寧)などを含む。また、滬昆高速鉄道の長沙-昆明区間は来年に開通する。京瀋(北京-瀋陽)や京張(北京-張家界)高速鉄道なども建設中。今年完工する高速鉄道の総延長は5、6000km前後だ。これを基に計算すると、今年末までに高速鉄道の総営業距離は1万6000km前後に達する見込みである。2008年に見直された後の2020年の高速鉄道建設目標は、繰り上げて達成する公算が大きい。