【12月26日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)西安市(Xi’an)閻良区にある秦漢櫟陽(れきよう)城遺跡でこのほど、新たな発見があった。3号古城と呼ばれる地域から、浴室や壁炉(暖炉)、かまどなどの遺構が多数見つかった。2千年以上前の秦漢時代の都城にあった後宮の跡ではないかと推測される。
櫟陽城は秦の献公2(紀元前383)年に築城され、続く孝公時代、さらには秦末の楚漢戦争時の塞王司馬欣(Sima Xin)の時代、そして漢王朝初期の都城となった。西安近郊では、秦の咸陽城、漢の長安城と並ぶ秦漢時代の第3の都とされる。