大茘人遺跡
大茘人遺跡は大茘県段家郷にあります。１９７８年３月、ここで青年男性の頭蓋骨が発見され、鑑定の結果、約２０万年前のものと判り、発見した場所にちなんで大茘人と命名されました。大茘人の頭蓋骨を発見したことにより、藍田原人から丁村人に移行するまでの空白が埋められ、洛渭谷地域の早期人類の活動の研究に重要な資料を提供しました。大茘人遺跡からは１８１点の遺物が出土しました。 石器は先端が尖っているもの、まっすぐな刃になっているものなど、多種に渡っています。人の化石以 外に、貝、魚、ダチョウ、ビーバー、馬などの化石も発見されています。大茘人遺跡は陜西省の旧石器時代の文化を理解するのに貴重な資料を提供しました。
住所：大茘県段家郷 開放時間： 入場料： 観光所要時間：４０分間
