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戦国時代後期の秦人墓237基を発見 中国咸陽市

【11月14日 Xinhua News】中国陝西省(Shaanxi)の咸陽市文物考古研究所は、秦咸陽城遺跡の西約11キロの地点で戦国時代後期の秦人墓(秦国の人々の墓)237基を含む古墓群を発掘したと明らかにした。
 発掘エリアは同市の東郊、渭河の2級河岸段丘に位置する。263基の墓を発掘し、遺物878点(組)が出土した。出土品は実用的な土器が中心で銅器や玉器、鉄器、石器なども含まれる。土器の一部からは4文字の陶文が確認された。
古墓群では1995年と2022年に北部の塔児坡村で805基の墓を発掘しており、うち95%が戦国時代後期の秦人墓だった。考古学者は、今回の発掘地点とこれまでの発掘地点が隣接しており、時代が近く、文化属性も似ていることから、今回も戦国時代後期の秦人墓であるとの見方を示した。墓の等級も大差なく、千基を超える戦国時代後期の大型秦人平民墓地を形成していることから、咸陽市の東郊が秦咸陽城の埋葬区であることのさらなる裏付けになるとしている。(c)Xinhua News/AFPBB News